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新薬とがん治療最前線

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分子標的薬が登場して約10年。
同薬によってがん医療の最前線は大きく変化してきています。

分子標的薬は、がんに特異的な遺伝子やタンパク質の分子に働きかけ、
がん細胞の増殖を妨げます。

抗がん剤が、癌細胞も正常細胞も攻撃してしまう欠点を持つ中、
がん細胞に特異的に働く抗体を生体内に入れ、自律的に増殖させる
ことができないか考えられた。

抗体とは、体内に入った病原菌などの異物を除去するように働く分子だ。

1975年。
がんの抗体を作る「B細胞」と、B細胞が癌化し無限増殖する「骨髄腫細胞」
の融合技術が発見され、単一の抗体を持つモノクローナル抗体が作れるようになった。

分子標的薬は、分子の大きさによって、3つに分類できます。
・抗体製剤
分子量が大きいため、細胞膜の外で使用する。

・低分子化合物
細胞の中に入って働く。

・抗体-薬物複合体(ADC)
抗がん剤の運び屋として働く。
標的分子と結合すると、抗がん剤が癌細胞の中に入り、
攻撃をする。抗体製剤と低分子化合物の中間に分類します。

現在、乳がん治療に使われている「トラスツズマブ」に
抗がん剤を結合させた「T-DMI」が、国際共同治験で開発後期にある。
今年米国で承認された悪性リンパ種の治療薬「ブレンツキシマブ・ベドチン」の
治験も日本で開始された。

一般名 製品名 標的分子 適応
トラスツズマブ ハーセプチン HER2 乳がん
リツキシマブ リツキサン CD20 悪性リンパ腫
ベバシズマブ アバスチン VEGF 結腸・直腸がん、非小細胞肺がん
セツキシマブ アービタックス EGFR 結腸・直腸がん
パニツムマブ ベクティビックス EGFR 結腸・直腸がん
デノスマブ ランマーク RANKL 多発性骨髄腫、固形がんの骨転移
モガムリズマブ ポテリジオ CCR4 成人T細胞白血病リンパ腫
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