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胃がんは胃の粘膜から発生し、5層からなる胃壁の深部へと進行がん。
表面の粘膜にとどまっている初期の段階はリンパ節や
ほかの臓器に転移している可能性が低く、開腹せずに
内視鏡で治療が可能。
学会の治療ガイドラインによると、
「大きさが2センチ以内」「潰瘍がない」などの条件を満たした場合が
対象となります。
内視鏡を使った治療には2つの方法があります。
・EMR
患部の下に生理食塩水を注入して腫瘍を浮かせ、
ワイヤを引っかけて高周波電流で焼き切る方法。
・ESD
腫瘍の周囲と下部にナイフを入れて剥離する方法。
大阪府立成人病センター(大阪市)は
「ESDはEMRよりも診断範囲を確実に切除するので取り残しが少ない。
その分、時間がかかり出血もしやすいため、高い技術が必要」とコメント。
同病院の内視鏡切除術は全国で3番目に多い215例。
このうちの95%以上はESDとコメント。
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